No |
31 |
受付相談日 |
2020年07月28日 17時30分 |
受付者 |
桐野孝弘 |
受付方法 |
電話 |
担当者 |
玉利佳代子 |
事故・苦情タイトル |
入居者の手を職員が強く握り、「痛い、痛い」と入居者が言っている場面を見た。虐待ではないのか? |
相談・苦情内容 |
「母の面会に行き食堂で過ごしていたら、ある職員が食事介助中に男性の入居者の手を強く握り、その入居者が『痛い』と言っている場面を何度か見た事がある。介助を行ってもなかなか食事を食べてくれないとか、言う事を聞いてくれないとか、色々大変な事はあるでしょう。けれど、『痛い』と言っておられるのに、その行為を続けるのは虐待ではないでしょうか」とお話があった。 |
問題点・課題 |
当該職員に状況を確認した所、「手指に拘縮があるので、悪化予防の為に指を伸ばしていた」と話した。実際にそのケアは他の職員も機会を設けて取り組んでいた。しかし当該職員の対応は、対象である男性入居者に対して丁寧な声掛けが行われておらず、無言で、また無表情で行われており、拘縮悪化予防の対応であるとは第三者の目には映らない、配慮を欠いた対応であった。 |
状況経過 |
当該職員に対する個人指導を行い、特養職員全員に指摘のあった内容を伝え再発防止に取り組む事を、連絡を頂いた家族様に伝えた。 |
方針・指導・改善策 |
特養職員全員と看護師に対して、今回指摘のあった内容について研修を行い、再発防止に努める。入居者に対して、丁寧な声掛け(トーンや話すスピード、声の大きさ)・職員の目線、表情の在り方が重要である事を徹底する。 |
決裂 |
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和解 |
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継続 |
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